スタッフブログをご覧の皆さんこんにちは。
2月上旬に当院の『感染対策委員会』監修のもと職員向けに『感染対策研修会』を実施致しました。
今回は『中外製薬株式会社』の『佐々木 達訓(ささき たつのり)』さんを外部講師としてお招きし『院内感染対策とタミフル』についてご説明頂きました。
この時期に多く身近な感染としてはインフルエンザが挙げられるかと思います。
私たち職員自身が感染予防を講じる事は当然ですが、通院された患者さんや入院患者さんへ感染を防ぐことが非常に重要です。
特に入院患者さんは体力が落ちている方が多いので、インフルエンザに感染すると大事になりかねません。
感染症に対しての予防はごく一般的にも知られている『うがい・手洗い』を基本に、手指消毒やマスクなどの個人用防護具の使用などがあります。今回の研修では効果的なタイミング、防護具の種類や着用場面を学びました。
そこから『空気感染・飛沫(ひまつ)感染・接触感染』に関してそれぞれの感染経路に関して予防策、またどのような感染症があるかを確認致しました。
しかし、予防を講じても感染してしまう場合もあります。冒頭にあげたインフルエンザを取り上げて、発症した際に処方する『タミフル』の効果・効能。投薬した際の回復時間等の有効性をデーターでご説明頂きました。
私たち医療業界に関わらずどの業界にも言える事でしょうが、日々進化していく技術や器具の情報を得る事はとても大きな事だと思います。
このような研修から病院理念にある『患者様への良質な医療の提供』に繋げていきたいと思います。
講師を務めて頂きました佐々木様、改めてありがとうございました。